テーマ「悪魔の契約−阿羅耶識編−」


藤宮樹(以下、樹)「こんにちは。アクエリコラム「覇権への道」、司会進行の藤宮樹です」

藤宮真由美(以下、真由美)「こんにちは。アシスタント担当の藤宮真由美です」

樹「さて、第三回目の今回は前回に引き続き『悪魔の契約』のカードの考察を行おうと思います」

真由美「今回は阿羅耶識。樹から見て今回はどう思う?」

樹「……なんかE.G.O.対策取られてる気がするんだよなぁ、毎度の事ながら」

真由美「どういうこと?」

樹「まあ、とりあえずこの新登場キャラを見てくれ」

Break『太極拳法家“朱 麗花”』 アスリート/タレント F3C1 5/4/5
【”朱麗花”のみブレイク可能。】
このキャラクターがバトルする際、バトル相手のパワー1につき、≪このキャラクター≫に+1/+1/+1して判定する。
このキャラクターがプレイヤーにアタックした場合、通常のダメージ判定を行わず、≪アタックを受けたプレイヤー≫のデッキの上からX枚のカードを、そのオーナーのダメージ置き場に置く。Xはアタックを受けたプレイヤーの手札枚数に等しい。


樹「実際問題、フルパワーの真由美とこのキャラが戦った場合、どうなると思う?」

真由美「えっとパワーアップする数値は同じなんだからそうなると基本能力の勝負……あっ!」

樹「そういうこと。『各務秋成』と同じく、真由美すら倒せる阿羅耶識キャラがまた登場したということだ。さらに言えば精神力の上昇も注目点だ」

真由美「バトルだけ精神力が上がっても意味がないんじゃ……」

樹「前回紹介した『日比野凛』を思い出してみてくれ。バトルの際に相手の精神力も下げる能力なんだけど……」

真由美「精神力も上昇するからパワーが剥がれない……ってこと?」

樹「ご名答。結局攻撃力も上がるから『日比野凛』だと『朱 麗花』は討ち取れないということになる」

真由美「せっかくSaga3で私たちが台頭する時が来たと思ったのに……」

???「おーっほっほっほ!!!」

真由美「だ、誰!?」

???「あなた達の天下も短いものでしたわねぇ、真由美さん!」

真由美「そ……その声は!?」

美鈴「そう、この私こそ阿羅耶識総裁であり、ちょっとお茶目☆で大和撫子な素敵な巫女さん♪厳島美鈴参上!」

樹「さて、帰るか」

真由美「また次回、お楽しみに〜♪(手を振る)」

美鈴「お・ま・ち・な・さ・い。そこの二人ーっ!」

樹「……美鈴」

真由美「今回ゲストには呼んでないんだけど……」

美鈴「何をおっしゃいます。阿羅耶識の紹介をするのに私が居なくてどうするというのです?」

真由美「別に、進行役は足りてるわよ」

樹「というか……そもそもお前はSaga3に復活してないだろうが!」

美鈴「だまらっしゃい!それは私が登場するにはまだまだ舞台が整っていないだけです」

樹「そんな情報聞いたためしがないぞ」

美鈴「ふっふっふ……実は先程、次弾に主役で復帰すると言う確約を担当の方々に快諾してもらってきたばかりですの」

樹「……何をした?」

美鈴「誠心誠意、ものの道理というものを話し合ってきただけですわ(ニッコリ)」

真由美「その手に握っているのは何?」

美鈴「契約書ですわ、ほら」

樹「なんで血文字に血印なんだ……?」

真由美「紙全体にも血が飛び散ってないかしら……(汗)」

美鈴「これで私の主役は決定しましたわ。さあ崇めなさい脇役の皆様方!この呪いの念書がある限り開発側は私の思いのまま……はっ!?」

樹「ほう……呪いの念書」

真由美「やっぱり脅迫したのね……」

美鈴「ええと……次に紹介するカードはこちら!」

樹「あ、こら!」

真由美「それ、私たちの仕事ーっ!」


Break『大物主の依代“美作 壱与”』 ゴースト F3C3 5/4/5
このキャラクターがバトルする際、≪バトル相手≫の攻撃力に−(X)・−Xして判定する。Xはこのキャラクターのパワーに等しい。
≪このキャラクターを効果範囲に含む、または目標とするプロジェクトカード・ファストカードのコスト≫は捨て札置き場に置かず、そのオーナーのダメージ置き場に置かれる。



樹「やれやれ、結局なし崩しに参加しやがって……」

美鈴「まあまあ、細かいことはお気になさらないで♪」

樹「……さて、今回も登場、『美作壱与』前回と違って精神攻撃遮断はなくなっているな」

真由美「でもその代わり通常攻撃力も減少させる能力に変わったわ。こっちも十分脅威よ」

樹「まあ、バトル時にパワー分だからな。『コンフュージョン』や『邪印』でパワーを減らせばいいんだが……」

美鈴「そこで2番目のアビリティが活躍します。除去するにもそれ相応の代償が必要ですね」

樹「って俺の台詞ーっ!」

美鈴「ちなみに大物主というのは奈良県大神(おおみわ)神社の祭神で、祟り神でもあるそうです。一説には大己貴神(おおなむちのかみ)と同神とも言われていますわ」

真由美「『オオナムチの依代』ってSaga2での壱与ちゃんの肩書きね」

樹「祟り神か……2番目のアビリティはそこから来てるのかもな。それに効果範囲って言うのがミソだな。エクリプス、デスルーン、邪印、パニシュU……あげるとキリがないな」

真由美「でもデメリットは自分のプロジェクト、ファストも対象になるということ。例えば『太極陣』を使うと自分が4ダメージを受けることになるのね」

樹「まっ、良い事ばかりじゃないって事だ。珍しく長所短所がはっきりしているキャラだな」

美鈴「(カードを見て)それにしても……壱与ちゃんも毎度の事ながら大胆な格好ですこと」

樹「え、どう言う意味だ?」

真由美「樹は見ちゃだめーっ!」

ゴキッ!!! ……ドサッ

美鈴「ちょ……真由美さん、樹さんの首が変な方へ回ってましてよ」

真由美「きゃーっ!ごめんなさい樹ーっ!」


Break『帥巫女“弓削 遙”』 霊能者/ウォリアー F3C3 5/4/5
ペネトレイト
≪このキャラクターのアタック宣言に対してガード宣言するか、このキャラクターにガード宣言されたキャラクターのオーナー≫にXダメージを与える。Xはこのキャラクターのパワーに等しい。



美鈴「え〜、樹さんが不慮の事故により、しばらくの間は私と真由美さんで進行したいと思います」

真由美「一応メインは私、アシスタントが美鈴でよろしくお願いします(ペコリ)」

美鈴「よろしくお願いします……この機会にコーナーを乗っ取るのも良いですわね……(ボソッ)

真由美「え、何?」

美鈴「いえいえ、何でもありませんわ。それでは弓削さんの紹介ですけど……」

真由美「とにかくダメージを与えることに特化した能力ね」

美鈴「ペネトレイトの貫通能力に加え、直接プレイヤーにダメージを与える能力」

真由美「対戦でも後半に出てくると特に嫌なキャラクターね。宣言で発動するから防ぐことができないもの」

美鈴「序盤にダメージを与えて相手の進行を妨げるもよし、終盤の詰めに使うもよし、使いやすいキャラクターでしょうね。うふふ、やっぱり阿羅耶識最強♪」

真由美「(ピクッ)……でも勢力キャラのアタックに関してはどうかしら?」

美鈴「うっ……」

真由美「勢力キャラのアタックを止めたら自分がダメージ受けるのよね〜♪」

美鈴「た、確かにそこだけは弱点ですね……」

真由美「万能のキャラクターなんていないってことなのよ♪それじゃあ、次のカードでーす♪」

美鈴「な、何かしらこの敗北感は……」


Break『ゴーストハンター“各務 秋成”』 アスリート♂ F3C3 5/4/5
≪このキャラクターのアタック宣言に対してガード宣言するか、このキャラクターにガード宣言されたキャラクター≫にセットされているパワーカードから、あなたの任意のカードX枚を捨て札する。Xはこのキャラクターのパワーに等しい。



美鈴「という訳で再録カードの各務秋成さんです……ってあら、真由美さん?」

真由美「……」

美鈴「どうしたんです、そんな物陰に隠れて?」

真由美「いやー、いやー!その人近づけちゃやだー!」

美鈴「ああ、そう言えばこの方は『特に』『真由美さんの』天敵ですものね〜♪」

真由美「自分で紹介しておいてなんだけど……一番復活してほしくなかったキャラクターよ」

美鈴「Saga2の男性キャラでも最後まで使えるキャラでしたから復活するのは当然かと」

真由美「はぁ……ただでさえ『朱 麗花』で困っているのにこの人まで帰ってくるなんて……」

美鈴「特にE.G.O.に対しては抜群といえるくらいに相性が良いんですよね」

真由美「だって私達の能力はパワーカードが豊富にあってこそ力を発揮するのに、この人はその力の源を奪うんだもの」

美鈴「おーっほっほっほ!これで阿羅耶識の優位が明らかになりましたわね!」

真由美「ど……同盟関係なのに」

美鈴「というわけで良い機会ですからこのコーナーも私の支配下に置かせてもら……」

???「何やってるのかなぁ〜、こんなところで」

美鈴「(ビクゥ!)みみみ、美晴、何でこんなところに!」

美晴「もー、お姉ちゃんったらまた仕事サボって人様のところに押しかけて」

美鈴「いえ、これは同盟関係の勢力として真由美さんたちとの親睦を深めようというお仕事で……」

樹「……とても雰囲気がそんな感じじゃなかったぞ……」

真由美「あ、樹!」

美鈴「ま、まさかこの子を呼んだのは」

樹「ああ、俺だ」

美鈴「くっ、まさかこんな切り札を隠していようとは……」

美晴「はい、ちょうど良いから今回の私のカードをどうぞー♪」


Break『榊巫女“厳島 美晴”』 霊能者 F3C1 5/4/5
【”厳島美晴”のみブレイク可能。】
シールド
1:目標の≪プロジェクトカードまたはファストカード1枚≫を捨て札する。



樹「なんというか……シンプルだな」

真由美「でもSagaUの時と比べるとより能力は高くなってるわよ」

樹「一段でプロジェクトとファストの両方を無効化できるのは大きいな。スタンダードスタイルで『魔切り』が使用不可能になっただけにこの能力は正直貴重かも」

真由美「さり気なくシールドも付いているから防御力はかなりの物よ。後は攻撃役をきちんと立てれば強力な布陣になりそうね」

美鈴「うふふ……さすが私の妹。実力は折り紙つきですわね……あら?(気づけば縛られている)」

美晴「油断大敵だよ、お姉ちゃん♪」

美鈴「くぅ!まさか自分のカード紹介を利用するなんて!」

美晴「さぁ〜お姉ちゃん。阿頼耶識総裁としての仕事がたっっっっぷり溜まってるんだから帰ろうね〜♪(ズルズル)」

美鈴「た、助けて〜!(ズルズル)」

美晴「それじゃ、またね〜、二人とも♪」

真由美「ばいばーい、美晴ちゃん!」

美鈴「いやぁぁぁぁぁ!!!許して美晴〜!

美晴「ウフフフフフ……


樹「やれやれ……嵐は去ったか」

真由美「も〜、樹も元気じゃない。心配させて〜(ドンッ)」

樹「(ボキッ)ぐはあっ……」

真由美「あ、あれ……?」

樹「く、首、まだ治ってないんですけど……(パタッ)」

真由美「きゃーっ、ごめんなさーい!」




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